ノベルジャムとは
「著者」と「編集者」と「デザイナー」がリアルに集まってチームを作り、ゼロから小説を書き上げ編集・校正して表紙を付け「本」にして販売までを行う『短期集中型の作品制作・販売企画』です。
3者が、あたかもジャムセッション(即興演奏)をするが如く、互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げていきます。(「ノベルジャム」はNPO法人HON.jpの登録商標です)
本家ノベルジャムは2017年から4回開催され、のべ98名が参加。毎回15作品以上が出版されています。
「著者」と「編集者」と「デザイナー」がリアルに集まってチームを作り、ゼロから小説を書き上げ編集・校正して表紙を付け「本」にして販売までを行う『短期集中型の作品制作・販売企画』です。
3者が、あたかもジャムセッション(即興演奏)をするが如く、互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げていきます。(「ノベルジャム」はNPO法人HON.jpの登録商標です)
本家ノベルジャムは2017年から4回開催され、のべ98名が参加。毎回15作品以上が出版されています。
阿賀北ノベルジャムでは、新潟県内の阿賀野川より北の地域一帯を指すこととします。
【プロフィール】フリー編集者、文筆家、「マガジン航」編集発行人
著書:『失われた「文学」を求めて【文芸時評編】』(つかだま書房)、『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、『極西文学論』(晶文社)、共著:『編集進化論』(フィルムアート社)ほか。
【阿賀北ノベルジャム2020への期待】物語の作者と編集者、デザイナーが対等な立場でコラボレーションし、執筆からデザイン、出版までを短期間で完成させるノベルジャムという試みは、インターネットや電子書籍といったメディア環境のなかで誕生した新しい創作支援システムです。今回はCOVID19がもたらした未曾有の社会状況のなかオンラインでの開催になりますが、この逆境をむしろ好機ととらえ、チャレンジしてほしいと思います。阿賀北という地域の歴史や風土を魅力的に伝えるとともに、いまの時代を生きる人のリアルな感覚を映し出した作品が書かれることを期待しています。
【プロフィール】1984年生まれ。編集者/プロデューサー。
横浜国立大学教育人間科学部卒業後、出版社・IT企業で営業・宣伝・広報・編集などを担当。
これまで立ち上げた企画に物書きのためのメディア「monokaki」、オリジナルアニメ創出プロジェクト「Project ANIMA」ほか。
Twitter, note: @arimayoco
【阿賀北ノベルジャム2020への期待】今年の春、友人と新潟への旅行を計画していました。コロナで泣く泣く断念し、ホテルをキャンセルしたところに飛び込んできたのが「阿賀北ノベルジャム」開催のお知らせ。初のオンライン、初の地方開催、初の数か月にわたる執筆期間で長編も解禁!まだ見ぬその地にはどんな人がいて、日々何を考え、どんな物語を生きているのか? ニュースからもSNSからも映像作品からもわからないものをこそ、小説の力で伝えてください。どこにも行けない時代の「地方文学」が何を描くのか、一読者として楽しみにしています。
【プロフィール】1964年生まれ。新潟日報社新発田総局長・編集局次長職・論説編集委員。
早稲田大学社会科学部卒業後、1988年新潟日報社入社。
新井支局長、佐渡支局長、整理部第二部長、整理部長、報道部特設・統合編集担当部長、新発田総局長を歴任。
【阿賀北ノベルジャム2020への期待】阿賀北の自然や産業、住む人たちの息づかいが生き生きと伝わるような作品を期待しております。ノベルジャムという従来とは違った手法での作品は、私にとってはまだ未知なものであり、どんな小説が生まれてくるのか、目を通す日を楽しみにしております。
【プロフィール】
(株)テクスファーム 取締役社長/クリエイティブディレクター。
2002年創刊のフリーペーパー『新潟美少女図鑑』は全国へ展開し、二階堂ふみ、桜井日奈子、馬場ふみか、など多くの女優・モデルが発掘される。全国展開以降はノウハウを活かし、広報コンサルや広告デザインなど、クライアントワークに力をいれている。手掛ける仕事は、教育機関・行政・アパレル・美容業・タレントなど。1977年新潟市生まれ。
【阿賀北ノベルジャム2020への期待】始まったばかりで歴史の無い、この創作プロジェクトを純粋に面白そうだと思えた「好奇心」と、参加を決めた「行動力」を持ち得たすべての参加者のみなさんに、まずは最大の賛辞を送りたいと思います。
コンテンツを生むのに地方も都会も関係ない。そう信じて私たちTEXFARMは「新潟美少女図鑑」というローカルコンテンツを創り続けて20年経立ちますが、阿賀北ノベルジャムにも、同じくコンテンツ化することの底力を見せて欲しいと大いに期待しています。
このたび阿賀北ノベルジャムの学生リーダーとなりました勝山です。
阿賀北ノベルジャム実行委員会は、敬和学園大学の図書愛好会「ライブリオ」と文字書きサークル「ライティング」に所属しているメンバーが大多数をしめています。それだけにメンバーの物語に対する想いはアツいです。
幼い頃、布団の上で親に電気を消されるまで夢中で読んだ本は今でも忘れません。そんな物語が阿賀北に生まれることを願っています。
阿賀北ノベルジャムの担当教員の松本淳です。これまで東京で開催してきたノベルジャムはかねてより「地域で開催したい」という要望を頂いておりました。全国的に人口減少が止まらない中、地域の魅力を物語を通じて発信することで、シビックプライド(=その地に暮らす人々の誇り)を再確認し、地域の活性化、定住の促進へとつながる可能性をそこに見いだしています。コロナ禍の中、第1回からオンライン化するという異例のスタートとなりますが、これは阿賀北に暮らす若者たちが地域の魅力を発見し、離れた場所にいる人々に伝える挑戦であり、これからの時代のスタンダードを先取りする取り組みになると考えています。
編集者/プロデューサー
ノベルジャム第1〜3回ディレクター
ノベルジャムの醍醐味は、著者、編集者、デザイナーが一丸となってゼロから作品作りに取り組む過程が大きな経験になります。創作活動から出版、販促までを行う一連の経験は、何かを生み出すという創造性を育む大きな経験値となるでしょう。今回、初の地域開催ということもあり、地域で創作活動に取り組む人たちにとって、一つの良い機会になるはずです。
地域の魅力発信と文化の創造性を育む場としてのノベルジャムの面白さをぜひ体感してください。後から振り返って、ノベルジャムの経験が今の創作活動の大きな糧になった、と思っていただけたら幸いです。