ノベルジャムとは
「著者」と「編集者」と「デザイナー」がリアルに集まってチームを作り、ゼロから小説を書き上げ編集・校正して表紙を付け「本」にして販売までを行う『短期集中型の作品制作・販売企画』です。
3者が、あたかもジャムセッション(即興演奏)をするが如く、互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げていきます。(「ノベルジャム」はNPO法人HON.jpの登録商標です)
「著者」と「編集者」と「デザイナー」がリアルに集まってチームを作り、ゼロから小説を書き上げ編集・校正して表紙を付け「本」にして販売までを行う『短期集中型の作品制作・販売企画』です。
3者が、あたかもジャムセッション(即興演奏)をするが如く、互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げていきます。(「ノベルジャム」はNPO法人HON.jpの登録商標です)
2020年に、それまで12年間続いてきた文学賞「阿賀北ロマン賞」を承継する形で、第1回目となる阿賀北ノベルジャムが開催されました。
当初の予定では本家ノベルジャム同様、2泊3日の合宿形式で実施する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によりイベントをオンラインで実施することを決定。以後オンラインツールを取り入れた運営を行っています。2023年度は更にAIも活用していきます。
制作途中において、プロット完成段階、初稿ができた段階でオンライン番組を通じて各チームの進捗具合を報告しながら、創作活動をオープンにしているのが特徴です。3カ月の「制作期間」後、作品の「プロモーション期間」が設けられています。
これまでNHK様や新潟日報様に紹介いただき、大きな話題となりました。また制作された作品すべてに審査委員からの講評がつき、これを機に創作活動にいっそう励むクリエイターも少なくありません。地域と紐付いた創作活動を後押しをするイベントとして期待されています。
阿賀北ノベルジャムでは、新潟県内の阿賀野川より北の地域一帯を指すこととします。
※情報は2023年度開催時のものです
【プロフィール】
2003年にNao☆、KaedeとNegiccoを結成。これまで数々のアーティストから楽曲提供を受ける。2013年に「にいがた観光特使」に任命される。メンバー個々の活動も行っている。ニューシングル「白いスターダスト」が10月4日にリリースされた。
「阿賀北ノベルジャム2022」キックオフイベントにてゲスト出演。イベントでは即興で作られた小説の朗読を行い会場を盛り上げて頂き、その後アンバサダーに就任。
【プロフィール】
1981年新潟県新潟市生まれ。2009年、第16回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞し、『蒼空時雨』でデビュー。受賞作を含む「花鳥風月」シリーズ、「ノーブルチルドレン」シリーズ(メディアワークス文庫)、「君と時計」シリーズ(講談社)、『君を描けば嘘になる』、『盤上に君はもういない』、『この銀盤を君と跳ぶ』(KADOKAWA)、『死にたがりの君に贈る物語』、『それを世界と言うんだね』(ポプラ社)、『ぼくらに嘘がひとつだけ』(文藝春秋)など著書多数。
【プロフィール】
大正大学表現学部教授
阿賀北ノベルジャム審査委員長(2020年度・2021年度・2022年度)、フリー編集者、文筆家、「マガジン航」編集発行人
著書:『失われた「文学」を求めて【文芸時評編】』(つかだま書房)、『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、『極西文学論』(晶文社)、共著:『編集進化論』(フィルムアート社)ほか。
【阿賀北ノベルジャムへの期待】
物語の作者と編集者とデザイナーが対等な立場でタッグを組み、執筆からデザイン、出版、販売促進までのプロセスをすべて経験できる創作イベント「阿賀北ノベルジャム」も今年で4回目を迎えます。この地域で生きる人々が抱える諸課題から地球規模の大問題まで、物語で扱うテーマはなんでもアリです。純文学、SFやミステリ、歴史小説、ラノベなど、小説のジャンルやスタイルも自由。魅力的なキャラクター、情感あふれる文章、巧みなストーリーテリングの三拍子揃った作品を期待しています!
【プロフィール】
敬和学園大学元非常勤講師
1976年 大学卒業後渡英。ロンドンの公立大学で英語を学ぶ。
1979~2013年 県立高校教諭
2014年~ 県立高校、敬和学園大学、新潟リハビリテーション大学、新潟看護医療専門学校、非常勤講師
【阿賀北ノベルジャムへの期待】
阿賀北に育ちました。阿賀北の光と風と土のにおいの中、人々の働く姿と人々の言葉の力で18才まで育ちました。阿賀北が体にしみ込んでいます。ノベルジャムの出品作を、「阿賀北の色が見えるか、阿賀北の声が聞こえるか、阿賀北のにおいがするか」というような点に期待しつつ、出会いを待っております。
【プロフィール】
1969年南魚沼市(旧六日町)生まれ。新潟日報社新発田総局長兼論説編集委員。
大阪大学文学部卒業後1993年、新潟日報社入社。十日町支局長、報道部企画担当部長、報道第二部長などを経て2023年4月から現職。
【阿賀北ノベルジャムへの期待】
地域への愛着や誇りをいかに高めるか、暮らしやすさをどう実現するか。それらは行政の施策やハード面の整備だけでは叶いません。阿賀北ノベルジャムのような取り組みも大切な要素になる、と期待しています。
【プロフィール】
株式会社Gugenka 代表取締役CEO
キャラクターとテクノロジーを組み合わせたビジネスに精通し、初音ミク公式バーチャルテーマパーク「MIKULAND」やサンリオ初のバーチャル音楽フェス「SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland」のXR分野におけるプロデュースを行う。
日テレVTuberネットワークV-Clan顧問や各社XR事業のアドバイザーとして新規事業立案、コンテンツプロデュースを多数手掛ける。
自身が代表を務める株式会社Gugenkaでは日本アニメ公式キャラクター数世界一のデジタルフィギュア「HoloModels」やVRChatと日本で初めて連携したアバター作成ツール「MakeAvatar」などを提供する。
【阿賀北ノベルジャムへの期待】
私はこれまでキャラクターとテクノロジーが交錯する空間で、新しい物語の誕生を探究してきました。この度、「阿賀北ノベルジャム」で皆様の創作の輝きに直接触れる機会を得られ、心から感謝しています。
著者、編集者、デザイナーがひとつのチームとして、限られた時間で「本」を生み出すこの挑戦。その中に創造のエッセンスが詰まっていると確信しています。仮想と現実、技術とストーリーの融合から、新たな物語の形が誕生するその瞬間を、とても楽しみにしています。
今回のAIの導入は、創作の幅をさらに広げる要素となることでしょう。皆様の持つクリエイティビティと情熱が融合し、次世代のエンターテインメントの新基準を築くことを期待しています。
【プロフィール】
阿賀北ノベルジャム2023の学生リーダーになりました、杉山高天と申します。
ノベルジャムというイベントならではのチーム・メンバーの共鳴による、多種多様な作品が生まれる瞬間を参加者の皆様と一緒に創り上げていきます。
阿賀北ノベルジャムの軌跡に新しい風を吹かせ、次の時代へバトンを繋ぐまで努力する所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
阿賀北ノベルジャムの担当教員の松本淳です。これまで東京で開催してきたノベルジャムはかねてより「地域で開催したい」という要望を頂いておりました。全国的に人口減少が止まらない中、地域の魅力を物語を通じて発信することで、シビックプライド(=その地に暮らす人々の誇り)を再確認し、地域の活性化、定住の促進へとつながる可能性をそこに見いだしています。コロナ禍の中、第1回からオンライン化するという異例のスタートとなりますが、これは阿賀北に暮らす若者たちが地域の魅力を発見し、離れた場所にいる人々に伝える挑戦であり、これからの時代のスタンダードを先取りする取り組みになると考えています。